こんにちは、とりそばです。
今回は世界遺産検定で過去に出題された問題をご紹介します。
危機遺産に関する、以下の問いに答えなさい。
[1]危機遺産の説明として、正しいものはどれか。
①危機遺産リストの正式名称は「登録抹消の危機にある世界遺産リスト」である
②危機遺産の保有国は、適切な保全計画を立てて実行しなければならない
③危機遺産リストに記載されても世界遺産基金の活用は認められない
④危機遺産の保有国は罰金などのペナルティーを負う
[2]これまでに世界遺産リストから抹消された遺産*の件数として、正しいものはどれか。(*1件は危機遺産リストに掲載されずに抹消された)
①2件
②8件
③17件
④23件
問1の答えは②です。世界遺産の価値が、重大かつ明らかな危機に直面している場合、その遺産は「危機にさらされている世界遺産リスト(世界遺産リスト)」に記載されます。世界遺産委員会は、危機遺産をリスト化することにより、危機的状況を公表して各国の協力をあおぎ、その危機を取り除くことを目指しています。
問2の答えは①です。「ドレスデン・エルベ渓谷」と「アラビアオリックスの保護区」が世界遺産リストから抹消されています。※2021 年には「海商都市リヴァプール」も世界遺産リストから抹消され、現在は3件になっています。
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まとめ
いかがでしたか。
世界遺産について勉強することで、旅行がより一層楽しめます。
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