こんにちは、とりそばです。
今回は世界遺産検定で過去に出題された問題をご紹介します。
世界遺産の申請・登録に関する次の文章を読んで、以下の問いに答えなさい。
(a)世界遺産の申請には、いくつかの条件を満たす必要がある。中請された遺産は、(b)専門機関の調査をもとに、世界遺産リストヘの記載の可否が決定される。世界遺産リストに記載されるためには、10項目の登録基準のいずれかに当てはまることや、(c)価値の証明が求められる。日本では、暫定リストの中から(d)推薦する遺産が選出されると、推薦書の提出を内閣が閣議了解し、世界遺産センターに提出される。
[1]下線部(a)「世界遺産の中請」に必要な条件として、正しいものはどれか。
①遺産が動産または不動産であること
②遺産をもつ国がユネスコの加盟国であること
③申請の際にユネスコからの推薦を受けていること
④遺産を保有する国の法律などで保護されていること
[2]下線部(b)「専門機関」に関し、文化遺産の調査を専門的に行う機関の略称として、正しいものはどれか。
①lUCN
②ICOMOS
③IOC
④OECD
[3]下線部 (c)「価値の証明」に関する以下の文中の空欄に当てはまる語句として、正 しいものはどれか。
世界遺産の建造物や景観などが、その文化がもつ独自性や伝統、技術を継承していることを( )という。①永続性
②真正性
③完全性
④絶対性
[4]下線部(d)「推薦」に関し、日本から推薦する世界遺産の候補を選出する会議として、正しいものはどれか。
①世界遺産条約関係省庁連絡会議②世界遺産登録推薦戦略会議
④世界遺産研究会議
問1の答えは④です。世界遺産の申請には遺産を保有する国の法律などで保護されていることが必要です。
問2の答えは②です。文化遺産の調査を専門に行う機関はICOMOS(International Council on Monuments and Sites)です。
問3の答えは②です。世界遺産の建造物や景観などが、その文化がもつ独自性や伝統、技術を継承 していることを真正性といいます。
問4の答えは①です。日本から推薦する世界遺産の候補を選出する会議世界遺産条約関係省庁連絡会議です。
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まとめ
いかがでしたか。
世界遺産について勉強することで、旅行がより一層楽しめます。