世界遺産検定 一問一答 Vol.014
こんにちは、とりそばです。
今回は世界遺産検定3級で過去に出題された問題をご紹介します。
中学生のアヤミと父の会話を読んで、以下の問いに答えなさい。
アヤミ:ねえお父さん、今年はちょうどナポレオン1世の没後200年にあたる年と、今日の授業で習ったわ ! 皇帝だったのに、亡くなったのは流刑先の小さな島だったのよね。
父:栄光を手にした反面、2度も島流しにされるなど、波乱に満ちた生涯を送ったんだ。アヤミも知っていると思うけど、ナポレオン1世はフランス革命後の混乱をおさめ、ヨーロッパ大陸の大半を領土 とする(a)大帝国を築いた。さらに、エジプ トにも遠征し(b)ピラミッドの戦いで勝利するなど、ヨーロッパ大陸以外でも戦ったよ。でも、ロシア遠征では(c)モスクワまで攻め込んだけれど、食糧難や冬の寒 さに苦しめられて失敗。これがきっかけで彼は退位したんだ。
アヤミ:その後、島に流されるのよね。彼の退位後の国際秩序については、(d)ウィーン会議で話し合ったって歴史の授業で習ったわ。
父:「会議は踊る、されど進まず」だね。
アヤミ:そう。それで、ナポレオン1世がその後の世界に与えた影響を考えてくるようにっていう宿題が出てるんだけど......。
父:それは様々な視点から考えられるね。 日本との関係でいえば、ナポレオン法典は(e)明治時代の日本が近代法制を整備する際のモデルとなったんだよ。
アヤミ:日本とのつながりもあったのね。その辺を調べてみるわ ! ところで、ナポレオン1世と3世ってどういう関係?二人のことが頭の中でごっちゃになっちゃって。
父:ナポレオン3世は1世の甥っ子だよ。彼が皇帝の時代、セーヌ県知事 (5)によってパリの街は大改造され、世界中の都市計画の模範となったんだ。
アヤミ:そうなんだ。サンキュー、だいぶ頭の中の整理がついたわ。
[1]下線部(a)「 大帝国」に関する以下の文中の空欄に当てはまる語句として、正しいものはどれか。一大帝国を築いたチンギス・ハンが生まれて没した地と信じられている『グレート・ ブルカン・カルドゥン山と周辺の聖なる景観』では、( )と呼ばれる石塚が残る。
①ドルメン
③チャクモール
④オボー
[2]下線部(b)「 ピラミッド」に関し、『メンフィスのピラミッド地帯』の説明として、正しくないものはどれか。
①ギザの三大ピラミッドは、クフ王、ツタンカーメン王、カフラー王のものからなる
②ギザの三大ピラミッドのうち、最も大きいのはクフ王のものである
③構成資産には、ピラミッドの手前に位置するスフィンクスも含まれる
④ピラミッドの建設目的は、農閑期の人々を動員して生活を保障する公共事業であったという説がある
[3]下線部(d)「 ウィーン」に関し、『ウィーンの歴史地区』にある19世紀半ばに築かれた「リンクシュトラーセ」の意味として、正しいものはどれか。
①環状列石②環状道路
③環状交差点
④環状集落
[4]下線部(e)「 明治時代」に関し、『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の構成資産である「官営八幡製鐵所」と「三菱長崎造船所」に共通することとして、正しいものはどれか。
①長崎県に位置する②トーマス・グラバーが設計した
③木骨レンガ造と呼ばれる構造で建てられている④現在も稼働中である
[5]文中の空欄 (5)に当てはまる人物として、正しいものはどれか。
①オスマン②ティントレット
③ブルネッレスキ④コルテス
問1の答えは④です。『グレート・ ブルカン・カルドゥン山と周辺の聖なる景観』では、オボーと呼ばれる石塚が残っています
問2の答えは①です。ギザの三大ピラミッドは、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のものからなります。
問3の答えは②です。リンクシュトラーセは環状道路のことです。
問4の答えは④です。「官営八幡製鐵所」と「三菱長崎造船所」は現在も稼働中です。
問5の答えは①です。19世紀後半のナポレオン3世の治世になると、パリはセーヌ県知事オスマンによって大改造されました。
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まとめ
いかがでしたか。
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